牛肉

アラキドン酸摂取を特に心がけなくていい食生活とは?

私達の食生活は、欧米風に様変わりしてきましたが、欧米では逆に日本食ブームになってきています。
諸外国の方は、日本食のヘルシーさと栄要の摂取方法を見直されたのではないでしょうか。

元々生で魚を食べる習慣のなかった欧米の方が、生魚を食べるのは何故でしょうか。
魚の場合、油を使って調理すると、有用な成分であるアラキドン酸やEPA、DHAが油の方に流出されてしまいます。
従って、流出のない生で食べるのがベストです。
煮る、焼くなどの調理では表面近くにあるこれらの栄養が失われるだけで、内部にまで至ることはありません。
魚の生体は上手くできていて自信の持つ脂質を背中にある「血合い(褐色色の部位)」部分にタウリンを有していて、自身のコレステロールを調整しています。
これと同様に、人間を含め全ての生き物は自助能力を兼ね備えているのです。

脂質の多い食べ物を摂られる際は、肉類では飽和脂肪酸の比較的少ない部位を食べてください。
また、肝機能を低下させないためにタウリンを含む食材を同時に摂食すればよりいいと思います。
アラキドン酸を含む食品を通常の食生活で摂取していれば、アラキドン酸摂取を特に意識しなくても必然的に1日当り150mg程度の摂取がされることにつながります。

※イカには多くのタウリンが含まれていますが、コレステロールも相当含んでいます。
気になる方は避けてください。
また、アラキドン酸は含まれていません。